論文 “Profit-Sharing vs Price-Fixing Collusion with Heterogeneous Firms” をワーキングペーパーとして公開しました。
研究の背景
教科書的な 2 企業のベルトラン(価格)競争の理論では、競争の結果、企業はともに生産の限界費用まで価格を下げ合うことが均衡になることが知られています。また、(コンスタントな)限界費用に企業間格差がある場合
もっと読む...CESifo にて、論文 “A Paradox of Coalition Building in Public Good Provision” (University of Regensburg の Wolfgang Buchholz 氏との共同研究) をワーキングペーパーとして公開しました。
研究の背景
地球環境問題におけるパリ協定のような、一部の国々で環境問題への対策を協力的におこなう「部分連携」は、
もっと読む...2021年3月20日に、神戸大学で開催された第2回プラットフォームと流通の研究会 にて研究報告をさせていただきました。
もっと読む...Google site からホームページを移転しました。
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あるグループのメンバーたちが,「公共財」としての共通利益を共有しているとき,いわゆる「ただ乗り」の問題がしばしば重要なものとなります。メンバーの誰かの努力が他のメンバーの利益にもなるようなとき,人は「あわよくば他人の努力にただ乗りして,
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地球温暖化問題や酸性雨,海洋汚染などの国境を越えるような環境問題に対して,先進諸国は様々な対策を取るようになってきました。このような越境汚染への対策は,関係諸国の協力的な政策決定がない場合には,いくつかの困難に直面することが知られています。例えば,
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地球規模での環境問題へ対処するために何が必要か?という問いに対して,これまで環境経済学の分野では,以下の2つの処方箋が提唱されてきました。一つは「環境政策・規制を国際間で協力して決定する」ことです。
もっと読む...拙稿 Hattori, K., (2005) “Is Technological Progress Pareto-improving for a World with Global Public Goods?” Journal of Economics 84, 135-156. の簡単な解説
研究の背景
この研究では,国際公共財に対して各国が自発的な貢献を行っているような世界において,様々なタイプの(外生的な)技術進歩が,各国の厚生に対してどのような影響を及ぼすのかを分析しました。国際公共財とは,
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